音楽療法ネタ帳

2026/8/8

【音楽療法ネタ帳】山の歌、山に関する音楽リスト

更新日:2026年8月8日

山の歌、高原・キャンプにまつわる歌

このページでは、山の歌、高原・キャンプにまつわる歌を、年代ごとにまとめています。マツダは昔小田急沿線に住んでいた&温泉大好きなので、箱根には何度も行きました。箱根といえば「箱根八里」「箱根八里の半次郎」。箱根八里、はじめは皆さん元気いっぱいの歌い出すのに、徐々にあやふやになっていくという笑。難しいですよね。箱根八里の半次郎は、近所の夏祭りでは盆踊りの一曲でした。子どもたちの威勢のいい和太鼓がカッコよかった!(私も叩きたくてうずうず)

1900年代

  • 箱根八里(箱根の山は 天下の険): 作詞: 鳥居忱 / 作曲: 滝廉太郎 (1901 (明治34) 年)

 

1910年代

  • ふじの山: 作詞: 巌谷小波 / 作曲: 不詳 (1911 (明治44) 年 文部省唱歌)

  • もみじ(秋の夕日に照る山もみじ): 作詞: 高野辰之 / 作曲: 岡野貞一 (1911 (明治44) 年 文部省唱歌)

  • 故郷(うさぎおいし かの山): 作詞: 高野辰之 / 作曲: 岡野貞一 (1914 (大正3) 年 文部省唱歌)

 

1920年代

  • 砂山: 作詞: 北原白秋 / 作曲: 中山晋平(1922 (大正11) 年 )

  • 砂山: 作詞: 北原白秋 / 作曲: 山田耕筰 (1923 (大正12) 年 )

  • どこかで春が(山の三月 東風吹いて): 作詞: 百田宗治 / 作曲: 草川信 (1923 (大正12) 年)

  • 赤とんぼ(山の畑の桑の実を): 作詞: 三木露風 / 作曲: 山田耕筰 (1927 (昭和2) 年)

 

1930年代 

  • 赤城の子守唄: 作詞: 佐藤惣之助 / 作曲: 竹岡信幸 (1934 (昭和9) 年 / 歌: 東海林太郎)

  • 名月赤城山: 作詞: 矢島寵児 / 作曲: 菊地博 (1939 (昭和14) 年 / 歌: 東海林太郎)

 

1940年代

  • 湖畔の宿(山の寂しい 湖に): 作詞: 佐伯孝夫 / 作曲: 服部良一 (1940 (昭和15) 年 / 歌: 高峰三枝子)

  • スキー(山は白銀 朝日を浴びて): 作詞: 時雨音羽 / 作曲: 平井康三郎 (1942 (昭和17) 年 文部省唱歌)

  • 山小舎の灯: 作詞: 米山正夫 / 作曲: 米山正夫 (1947 (昭和22) 年 / 歌: 近江俊郎)

  • 青い山脈: 作詞: 西條八十 / 作曲: 服部良一 (1949 (昭和24) 年 / 歌: 藤山一郎、奈良光枝)

  • あざみの歌(山には山の 愁いあり): 作詞: 横井弘 / 作曲: 八洲秀章 (1949 (昭和24) 年 / 歌: 伊藤久男 他)

  • 夏の思い出: 作詞: 江間章子 / 作曲: 中田喜直 (1949 (昭和24) 年)

    ※日本百名山にも数えられる高層湿原「はるかな尾瀬」を歌った山岳・高原ソングの代表曲

 

1950年代 

  • 雪山讃歌(雪よ岩よ われらが宿り 俺たちゃ町には 住めないからに): 作詞: 西堀栄三郎 / 作曲: アメリカ民謡 (1951 (昭和26) 年頃普及 / 歌: ダークダックス 他)

  • リンゴ追分(お岩木山で ヨー): 作詞: 小沢不二夫 / 作曲: 米山正夫 (1952 (昭和27) 年 / 歌: 美空ひばり)

  • 高原列車は行く: 作詞: 丘灯至夫 / 作曲: 古関裕而 (1954 (昭和29) 年 / 歌: 岡本敦郎)

  • 山男の歌: 作詞・作曲: 不詳 (1956 (昭和31) 年 / 歌: ダークダックス) 

1960年代

  • 山のロザリア: 訳詞: 丘灯至夫 / 作曲: ロシア民謡 (1961 (昭和36) 年 / 歌: スリー・グレイセス)

  • 函館の女(函館山の頂で): 作詞: 星野哲郎 / 作曲: 島津伸男 (1965 (昭和40) 年 / 歌: 北島三郎)

  • 銀色の道: 作詞: 塚田茂 / 作曲: 宮川泰 (1966 (昭和41) 年 / 歌: ザ・ピーナッツ、ダークダックス)

    ※北海道紋別市の鴻之舞鉱山のエピソードあり

 

1970年代

  • 北国の春: 作詞: いではく / 作曲: 遠藤実 (1977 (昭和52) 年 / 歌: 千昌夫)

    ※長野県南佐久郡南牧村(野辺山高原周辺の信州の風景)がモデル説あり

  • 与作: 作詞: 七澤公典 / 作曲: 七澤公典 (1978 (昭和53) 年 / 歌: 北島三郎)

 

1980年代

  • まつり(山の神 海の神): 作詞: なかにし礼 / 作曲: 原譲二 (1984 (昭和59) 年 / 歌: 北島三郎)

  • 天城越え(山が燃える): 作詞: 吉岡治 / 作曲: 弦哲也 (1986 (昭和61) 年 / 歌: 石川さゆり)

 

1990年代以降

  • もののけ姫: 作詞: 宮崎駿 / 作曲: 久石譲 (1997 (平成9) 年 / 歌: 米良美一)

  • 箱根八里の半次郎(箱根の山は 天下の険): 作詞: 松井由利夫 / 作曲: 水森英夫 (2000 (平成12) 年 / 歌: 氷川きよし)

 

プチ楽曲エピソード

 

①銀色の道

「銀色の道」は、1966年にNHKのバラエティ番組『夢をあなたに』から誕生した楽曲です。作詞は塚田茂、作曲は宮川泰が手がけ、ザ・ピーナッツとダークダックスの競作として発表されました。

この曲の背景には、作曲者である宮川泰の少年時代の思い出が深く関わっているとか。宮川は小学生の一時期、北海道紋別市の鴻之舞(こうのまい)という町に住んでいました。そこには当時、住友金属鉱山の鴻之舞鉱山があり、土木技術者であった彼の父親は、鉱山の専用軌道(軽便鉄道)の建設に携わっていたそうです。

宮川は後年、塚田から「遠い遠い 遙かな道は 冬の嵐が 吹いているが…」という歌詞を渡された際、どことなく懐かしさを感じたそう。当時は意識していなかったものの、父親が亡くなった後に紋別を訪れ、レール跡の水たまりに月の光が映る光景を見たことで「この曲の原点が自身の望郷の念と重なる鴻之舞にあると確信した」と語っています。

現在、鴻之舞の鉱山鉄道跡には「銀色の道」の歌碑が建てられています。

私もこの曲を聴くと、なんとも、切ない気持ちになるんでしょうね…

 

②北国の春

制作秘話と「北国」の舞台

原風景は信州の野辺山高原: 千昌夫が岩手県出身のため東北の歌と思われがちですが、原風景は作詞家・いではくの故郷である長野県南牧村だそう。そこに千の故郷(岩手)や、作曲家・遠藤実の疎開先(新潟)の情景が重なり、聴く人それぞれの郷愁を誘う楽曲となりました。

5分で誕生したメロディ: 遠藤実は持ち込まれた歌詞を見て、わずか5分で曲を書き上げたという伝説が!曲を数多く生み出した遠藤ですが、「この曲は自分ではうまく歌えない」と語っていたそう。

苦戦からの大逆転劇

千昌夫の執念の営業: 1977年4月の発売当初は全く売れず…。そこで千昌夫は地方局や有線放送を自ら駆け回り、時には仮病でスケジュールをこじ開けてまで歌い続けるプロモーションを展開したそう。これが火付け役となり、累計300万枚超えの国民的ヒット曲に!

世界的な広がり:日本国内のみならず、中国など海外でもカバーされ、国境を越えて親しまれる昭和を代表するグローバルな名曲へと成長しました。

 

民謡

  • 木曽節(木曽のナー 中乗りさん): 長野県民謡

  • 八木節(赤城の山も今宵限り): 群馬県・栃木県民謡

  • 武田節(甲斐の山々 陽に映えて): 山梨県民謡

  • 炭坑節(三池炭坑の上に出た): 福岡県民謡

 

外国の曲

  • フニクリ・フニクラ(登山電車): 作詞: Peppino Turco / 作曲: Luigi Denza (1880年 / 歌: ナポリ民謡)

  • おお牧場はみどり: チェコスロバキア民謡 / 訳詞: 中田羽後 (1951年 / 日本での放送)

  • おおブレネリ: スイス民謡 / 訳詞: 松田稔

  • エーデルワイス: 作詞: Oscar Hammerstein II / 作曲: Richard Rodgers (1959年)

  • 静かな湖畔: 訳詞: 山野目惟 / 作曲: 外国曲

  • 森へ行きましょう: 訳詞: 東大音感合唱団 / 作曲: ポーランド民謡 (1961 (昭和36) 年)

  • 森のくまさん: 訳詞: 馬場祥弘 / 作曲: アメリカ民謡 (1972 (昭和47) 年)

  • アルプス一万尺: アメリカ民謡 (Yankee Doodle) / 訳詞者不詳

  • 峠のわが家(はるかなる 山の背に): 訳詞: 岩谷時子 他 / アメリカ民謡 (1932年頃)

 

山の尾根に立つハイカーのシルエット。眼下には一面の雲海が広がり、遠くの山々が霞んで見える幻想的な風景。

 

キャンプファイヤーの定番曲

  • 燃えろよ燃えろ: 作詞: 串田孫一 / 作曲: フランス民謡(星影さやかに)

  • メモ: キャンプファイヤーの点火の瞬間に歌われる大定番。「燃えろよ 燃えろよ 炎よ燃えろ〜」のフレーズで、一気に場が盛り上がります。

  • キャンプだホイ: 作詞・作曲: マイク眞木 (1966 (昭和41) 年)

  • メモ: 「キャンプだホイ キャンプだホイ キャンプだホイホイホーイ」と、手拍子や身振りを交えて歌う、楽しくて元気の出る一曲です。

  • マイム・マイム: イスラエル民謡 / 訳詞: 菊地清

    ※メモ: 炎を囲んで踊るフォークダンスの王道!「マイム マイム マイム マイム ベッサンソン!」と中心に向かって駆け寄る動きが懐かしいですね。

  • オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥): アメリカ民謡

    ※メモ: フォークダンスといえばこれ。学生時代の甘酸っぱい思い出が蘇る方もいらっしゃるのでは!?

  • 大きな歌: 作詞・作曲: 中島光一

    ※メモ: 「大きな歌を うたおう〜」から始まる輪唱・合唱の定番曲。みんなで声を合わせると不思議な一体感が生まれます。

  • 星の界(ほしのよ)/ 星の世界: 作詞: 杉谷代水(星の界)・川村悟郎(星の世界) / 作曲: チャールズ・コンヴァース

    ※: 美しい讃美歌のメロディ。キャンプファイヤーの後半、夜空を見上げながら静かに歌いたい名曲です。

  • 遠き山に日は落ちて(家路): 作詞: 堀内敬三 / 作曲: アントニン・ドヴォルザーク (1933 (昭和8) 年)

    ※メモ: ドヴォルザークの交響曲『新世界より』の第2楽章。夕暮れ時や、一日の終わりの静寂に寄り添う美しいメロディです。

  • 今日の日はさようなら: 作詞・作曲: 金子詔一 (1966 (昭和41) 年 / 歌: 森山良子 他)

    ※メモ: キャンプファイヤーの終わりや、合宿の最終日を締めくくる大定番。

 

深い青色の夜空と暗い針葉樹林のシルエットを背景に、石の囲いの中で赤々と燃え上がる焚き火

 

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著者

マツダ サチコ

日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。

著者

マツダ サチコ

日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。

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