音楽療法ネタ帳

2025/5/20

【音楽療法ネタ帳】高齢者が楽しめる音楽遊び&脳トレ | 歌詞創作・替え歌作り

更新日:2025年5月20日

はじめに  |  脳トレ&音楽遊び:歌詞創作・替え歌作り

音楽療法や音楽レクで活用できる脳トレ的音楽遊びネタを、少しずつご紹介していきます!今回は歌詞の創作、替え歌作り。1から曲を作るのは大変だけど、①テーマに決めて、②元々ある歌に言葉を当てはめていく方法なら、ハードルはそんなに高くない、メイビー。かつ、脳トレ効果も期待できます。

それでは、方法やコツをご紹介していきます。

 

1.テーマ(お題)を決める

例えば【鳥】をテーマに歌を作る場合。

★発言がなかった場合に備えて、言葉やヒントを考えてシュミレーションしておきましょう。幾つか写真を用意しておくのもいいかと。

はじめに「今日は鳥の歌を一曲作ろうと思います!」と説明してから始めていいですし、はじめは言わずにいて後半に「繋げると歌になりそうですよ!」とするパターンもアリです。

【音楽療法ネタ帳】高齢者が楽しめる音楽遊び&脳トレ | 歌詞創作・替え歌作り | 鳥の写真

全部分かりますか!?

ヒントは、右上から時計回りで①ホーホケキョ②5月に巣作り③木をつつく④北海道の妖精(もはやアイドル)シマ◯ナガ 

 

2.言葉・イメージを想起してもらう

①What:名詞

「鳥といえば?」「思いつく鳥、鳥の種類を教えてください!」と言う→「カラス」「にわとり」等と答えてくださった言葉をホワイトボードに書いていきます(半分のスペースに)。

②How:どんな

場合によっては、「カラスって、どんな鳥?例えばかわいいとか、よく食べるとか、どんなイメージがありますか?」とイメージを広げます。→「黒いよね」「目を合わせちゃダメらしい」「ゴミをつつく」「賢いのよ」「よく見ると、かわいい」など。これも書き出していきます。

 

3.『七(八)文字・五文字』✖️4に言葉を合わせる

昔ながらの日本の童謡・唱歌は、七・五調の歌詞が多い!例えば、前回のブログ【交互歌唱】でもご紹介したこちらの曲もそうです。

◾️七・五調×4:鉄道唱歌、汽車、桃太郎、浦島太郎

◾️八・五調×4:赤とんぼ、どんぐりころころ

つまり、この型・文字数に②で出てきた言葉を当てはめていくと替え歌ができるのです♪

セラピストがファシリテートしますが、場・メンバーによってはどんどん意見が出たり、創意工夫が生まれるので、よく観察しつつきっかけづくりをしながら進行くださいね。

 

【音楽療法ネタ帳】高齢者が楽しめる音楽遊び&脳トレ | 歌詞創作・替え歌作り | どんぐりころころ 歌詞

 

どんぐりころころの名前合わせると・・・

 

①名詞を並べたバージョン

 

【音楽療法ネタ帳】高齢者が楽しめる音楽遊び&脳トレ | 歌詞創作・替え歌作り | 創作した鳥の歌の歌詞1

 

例えばこんな感じ。助詞にかなり助けられてます笑

さらに、イメージが加わったバージョン!

②名詞+「どんな」を組み合わせたバージョン

 

【音楽療法ネタ帳】高齢者が楽しめる音楽遊び&脳トレ | 歌詞創作・替え歌作り | 創作した鳥の歌の歌詞2

 

このように、その場で出てきた言葉・話・思い・思い出を組み合わせて歌詞にします。

 

4.曲を変えてみる

はじめは「どんぐりころころ」の曲合わせて歌いましたが、同じ文字数の違う曲調の曲に合わせるのもおもしろいです!

例えば、「ああ人生に涙あり(水戸黄門のテーマ曲)」。ぜひ鳥ちゃんの歌詞で歌ってみてください。歌詞と曲調のギャップに、つい笑っちゃいます。「赤とんぼ」でしっとりと歌うこともできますよ。

★ちなみに「どんぐりころころ」&「ああ人生に涙あり」は交換歌唱の鉄板ネタです!交換歌唱について、また今度ブログに書きます!

 

5.テーマの例

何でもテーマになります!寿司ネタとか、鍋に入れるものとか笑

が、よくテーマにするのはコチラでしょうか。

  • 季節:春、夏、秋、冬

  • 季節の行事・遊び:お花見、夏祭り、秋の味覚など

  • 地域

    例えば、最近お誕生日だった方の出身地が北海道だった場合、北海道をテーマにしたり

 

まとめ

内容的には、実は脳トレ要素が高い(セラピストにとっても)活動です。が、自然な会話の流れでワイワイ行うことができ、皆が「素材出し→少し悩みながら物作り→完成!やったー!」という物作りの過程と結果を体感できる活動でもあります。

そこそこ時間はかかるので、注意しつつ、ぜひ取り入れみてください😄

※この活動は、5月の音楽療法セッションプラグラム例(5/16)の補足に入っています

5月の音楽療法ネタ帳↓

音楽療法士&作業療法士が紹介 | 5月の音楽療法ネタ帳(高齢者向け)|studio森パレット

 

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著者

マツダ サチコ

日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。

著者

マツダ サチコ

日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。

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