

Web制作・デザイン
2024/12/21
40代から新しい分野に挑戦するのはハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、医療従事者からWeb制作者・Webデザイナーへのキャリアチェンジを実現した筆者の経験をもとに、職業訓練校やeラーニングを活用してどのように新たなスキルを習得したかをお伝えします。
本記事では、以下の項目に分けて、学びとキャリアチェンジの流れをお話しします。
職業訓練校は、再就職やキャリアチェンジを目指す方が新しいスキルを習得するための教育機関です。国や自治体が運営しており、失業中の方が無料または低価格で受講できるのが特徴です。
◆主なメリット
費用が低価格または無料
テキスト代のみの負担で、ハイレベルな学びが可能。
多様な分野に対応
IT、介護、事務、デザインなど幅広い分野で受講可能。
就職支援が充実
履歴書作成や面接練習、職業紹介を通じてスムーズな再就職をサポート。
職業訓練校はハローワーク経由で申し込む必要があり、選考に合格すれば受講できます。未経験からでも基礎からしっかり学べるカリキュラムが特徴です。

eラーニングとは、オンラインで学べる学習プラットフォームのことです。職業訓練校でも、数は少ないものの、eラーニングで学べる学校があります。
◆eラーニングの魅力
時間と場所を選ばない
自宅や外出先でも学習できるため、家事や仕事、育児や介護と両立可能。
豊富な教材形式
動画・スライド・課題など、多様な形式で学習が進められる。
繰り返し学習ができる
必要な箇所を何度も復習可能。
◆実際の活用例
Webサイト制作の実践課題を通じてスキルアップ。
提出課題への講師フィードバックで理解を深める。
筆者の場合、親の介護等があっても、空いた時間にコツコツ学ぶことで効率的に知識を吸収しました。職業訓練校同期には、50代の方、親の介護や障害を持つお子様をみながら学んでいる方もいらっしゃいました。

筆者が受講した、インタープランITスクール「これからはじめるWEBデザイン・マーケティング科(eラーニング)」では、以下のような実践的なスキルを学べます。
◆学科(理論編)
HTML5・CSS3
Webサイトの基礎構造やデザインを構築する技術。
プロトタイプデザイン(Adobe XD)
ワイヤーフレームやデザインカンプ作成。
JavaScript・jQuery
動的コンテンツの作成とアニメーションの実装。
Photoshop・Illustrator
画像加工やバナー制作、ロゴデザインの基礎。
WordPress
サイト構築やテーマカスタマイズの方法。
SEO・Webマーケティング
検索エンジン最適化やアクセス解析の基礎。
◆実技(実践編)
レスポンシブWebデザイン
PC・スマホ両対応のWebサイト制作。
WordPressオリジナルテーマ制作
PHPを利用した独自テーマの構築。
ノーコードツールの活用
WixやSTUDIOを利用した簡単なサイト制作。
ポートフォリオ制作
学んだスキルを形にし、自分の作品をアピール。
初心者からスタートしても、現場で即戦力となるスキルが身につきます。WordPress、Wix、STUDIOを一通り学び、それぞれでサイト制作を行ったので、制作知識・技術はもちろん、各々の長所・短所をある程度理解できたのも、実際仕事を始めてたら「良かった!」と思うポイントでした。

職業訓練校を受講するためには、以下のステップを踏む必要があります。
【1. ハローワークに登録】
失業中の方は、失業手当を受けるために登録が必要です。
訓練校に関する相談も可能。
【2. 訓練校の情報収集】
自分の目指すキャリアに合ったコースを探す。
地元の訓練校やオンライン講座を確認。
【3. 応募・選考】
履歴書や志望理由書を作成し、選考試験に挑む。
簡単な面接や筆記試験が行われる場合もあります。
【4. 必要な準備】
パソコンの基本操作やタイピングスキルを身につけておく。
自宅での学習環境を整える。
この流れを踏むことで、効率よく訓練校で学ぶ準備が整います。
筆者は、3校候補としてリストアップしzoom見学会に参加。カリキュラム内容や対面指導(リアルタイムでのオンライン面談)の仕組み・条件等を比較検討し、学校を決めました。
また、YouTubeで「職業訓練校・web・面接」等と検索すると、よくある質問や対策について解説してくれている動画があります。筆者は、そのような動画を幾つか見て、オリジナルQ&Aリストを作成し面接に挑みました。
(倍率は高かったようですが、ありがたいことに一発合格できました!面接には、入念な準備をすることをお勧めします!)

40代でもWeb制作やデジタル分野へのキャリアチェンジは十分可能です。以下のポイントを押さえることで、新たな挑戦がスムーズに進みます。
◆成功のためのポイント
実践重視で学ぶ
職業訓練校やeラーニングは、実際の制作演習が中心のため、即戦力を身につけやすい。分からない部分、上手くいかないことに関しては、Slackで講師に質問でき、丁寧に解説してくださったので、とても助かりました。
ポートフォリオを作成する
作成した複数のバナーやWebサイトを掲載し、学んだ内容を形にし、転職活動でアピールする武器に。
経験を活かす
医療現場で培った「顧客対応力」や「チームワーク力」は、デジタル分野でも活きます。web制作の仕事は、単に「作ること」だけではなく、関係者の方々とのコミュニケーションが非常に重要です。異なる分野で仕事をしてきたとしても、その経験が活きます!
年齢よりスキルを重視する業界
Web制作は、スキルや実績が評価されるため、入ってしまえば、年齢のハンデは思ったより少ないように感じます。
筆者も40代からのスタートでしたが、職業訓練校で得た知識とポートフォリオを活用し、新たなキャリアを築くことができました。ちなみに、今よく一緒にお仕事をしているエンジニアや制作の方々も転職組です。そして、どの世界も同じですが、より良いものを作るために、自分に出来うる限り「調べる力」「試行錯誤」「対話力」が大事だなと実感しています。

40代からのキャリアチェンジは不安もありますが、適切な学びの場を選べば、成功への道が開けます。特に、職業訓練校での実践的なカリキュラムは、初心者でも安心して挑戦できる環境です。
女性は特に、出産・育児・介護などで、「安定して外に働きに出る」ことが困難になる方は少なくありません。デジタル分野への挑戦を考えている方は、ぜひ職業訓練校での学びを検討してみてはいかがでしょうか。選択肢の一つ、中年キャリアチェンジの一例として、筆者の経験が参考になれば幸いです。

なお本記事は、筆者が参加していた「流山市女性向け創業スクール」同期&同世代の医療従事者の方から、職業訓練校での学びについてご質問いただき、書くことにしました。いつものブログと語り口が全く違う&強気テイストなのは、AI様と相談して作成したからです(笑)。これからも、たまには真面目コラムを書きたいと思います。
お問い合わせはこちら
著者
マツダ サチコ
日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。
著者
マツダ サチコ
日本音楽療法学会認定音楽療法士、作業療法士、社会福祉士。介護老人保健施設や認知症疾患医療センター、訪問事業所にて勤務。ダブルケアを経て、現在はWebマーケティング・制作会社にて勤務、ディレクションおよび制作を担当。個人事業としてもWeb制作、音楽療法を行なっている。
すべてのお知らせ・ブログ
Category
Tag